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特集1 □ 2007 DYYF ヨーヨーから繋がり、得たモノの価値と意義。 in Korea □ |
2007年 8月11日,12日に韓国で「Daegu yoyo Festival」が開催された。
韓国の<大邱-Daegu->という都市で開かれたのがDYYFという大会であり、正式名称は「Korea summer national contest」という。
今年が最初のイベントということもあり、韓国の4都市からたくさんのスピナーが集まった。
部門は1A,2A,X部門があり、ミニイベントとしてFast challenge や 1min freestyle,new record等も行われた。
現在、韓国では2005年から<National contest>と<yoyo camp>を冬に同時開催している。
しかし、実は2000年から2004年まで、夏は<National contest>、冬に<yoyo camp>という、年に2回に分けてイベントを開催していた。
何故イベントを一つにまとめたかの理由として、運営費用の問題、そして場所を確保するという問題があった。韓国(主にソウル)では室内場所を確保するのが非常に困難であり、その費用も高い。
そういった理由もあり、年に一回、大会とキャンプを合同したイベントを冬に開催していたのだが、2005年以降、夏にイベントが一つも無い状況が続いてる事を惜しんだ<大邱>のスピナー達が集まり、2005年以降になくなった夏のイベントを復活させようと、大きい大会を開いて各地方のスピナーを集め、一緒に楽しむイベントの計画を考えた。それがこの「Daeg YoYo Festival」の発端である。
イベントを開くにあたり、最大の難関だった大会場所は<大邱>の地下ショッピングセンターの中を借りられた。舞台があり、冷房が効いている。まさしく理想の場所を借りることができた。
(ソウルにはこんな最適な場所はなく、借りるとしたら大金が必要だ、という)
次に開場の設営や賞品等の下準備に取り掛かる。
もちろん、スポンサー等はついているはずもなく、全部が自分達で調達しなければならなかった。
舞台に必要な暗幕は<大邱>のスピナー達の会費で賄い、今大会の賞品は全てがこの大会に参加するスピナー達が寄贈した物品だったが、ヨーヨーの種類もたくさん集まり、冬の全国大会に劣らず素敵な賞品となった。
そう、今回の大会は全てがスピナー達が一から作り上げたイベントである。
今回、大会を開く事により、たくさんの意義がもたらされた。
最大の意義は韓国で今まで行っていた夏のイベントの復活という点。
そして、韓国で開かれる大会がいつも<ソウル>だった為、他の地域のプレイヤーにとってそれが大きな負担だったのだが、今回<大邱>で開くようになって負担を皆で分けることが出来た、という点。
その2点がこの大会を開くにあたり大きな意義をもたらした。
しかも今回の大会を見て、来年の夏、<釜山>で大会を開くことが決定したことは大会関係者にとっては思いがけない収穫となった。
韓国にはいくつかのヨーヨーチームが存在する。
主催者である大邱 team(Dol Dol), 韓国で最も有名であり、韓国大会では常に上位をキープするプレイヤーが多いソウルteam(Nogary),地方でもソウルのチームに匹敵するほど実力が少しずつ上がってきている釜山のプレイヤー【Yogoe】,【Kwang-ju】のteam(Crash),韓国の(Nogaryを主体とした)デモンストレーションチーム(Yonjoy),最近レベルの高い新人を多く排出しているteam(Noise)5つのチームが今大会に参加した。
今回の大会のルールは全国大会と違い、イベント自体が「祭り」をイメージした大会にしたい、という事であった為、通常使っているクリッカーのルールではなく、2004年まで韓国で主流だったルールを使用した。
そのルール内容は、
・ジャッジは最高30点の持ち点があり、15点はトリック、もう15点はパフォーマンスポイントとする。
・ジャッジは各フリースタイルが終了時に採点をし、総合の集計は現在のルールと同じ。
以上のルールに基づいて大会競技が行われる。
大会前日は<大邱>のスピナーの一人が経営している(刺身等があるらしい)大きい食堂で食事、宿泊をした。食事とともに韓国の人たちには欠かせないお酒も持ち寄り大いに賑わった。
しかし、毎回飲みなれているスピナーの何人かは前日に飲み食いしすぎた為に体調不良で惜しくも早めに就寝。
食後には<Fast Challenge>が開かれ、イベントは進むにつれてエスカレートしていった。
そこでは遊びの一つとして、一人1000wonずつかけるなどして、まるで競馬や闘犬のように盛り上がった。
もちろん真剣にではなく単純に即興的な楽しんだイベントだったので皆で思いっきり笑い、楽しむことができた。
勝った方には歓呼の声、熱狂。敗れた方のプレイヤーは引きずられそのまま行方不明・・・(もちろん冗談だが)というような展開があったりと、夜通し楽しんだ。
大会当日、この日は韓国でも暑い日であり、大会進行が大変だったが場所の効果もあってか、多くの一般市民の方々が来て見物してくれた。
そして、今大会には現在軍服務中であった韓国でも有名な1Aプレイヤーの【peca】が休みを取って参加してくれた。もちろん大会出場ではなくデモンストレーションとしてだが、相変わらずの面白いフリースタイルで観客を沸かせた。
その他、大会MCとして4A,5Aでも韓国で名をはせている【Moon】と<大邱>の【Woo-Won】が面白いMCで会場をたのしませ、フリースタイル以外でも面白い大会となった。
フリースタイルは皆が皆、楽しめたようで大会結果は全国大会と違う結果にはなったが、今回の優勝者は全員初優勝ということで、大いに喜んだようだ。
大会終了後の集まりでは殆どのスピナーがホームレスのように床に横になったりして、皆脱力感に追われていた。
それからなんとか我に返ったスピナー達は来年2008年の全国大会で会う約束をして、それぞれの帰路に向う。
こうして夏の2日間の壮大なイベントが終わった。
後記 ―
韓国のスピナーは大会が行われた時、結果や練習に力を向けるよりは、一緒に話したり楽しんで、一緒にお酒を飲んで、ヨーヨー以外の他の遊びを楽しむことを重視している人達が多いんです。
また皆、こんな雰囲気が大好きで・・・(^^;
そのため、冬の2泊3日の<yoyo camp>とともに開かれる全国大会も、大会前日までスピナー達が大会練習より飲酒だ!とか、やはり楽しい雰囲気を第一に持っていく風景が見られます。
もちろん、ヨーヨーを全くしない訳でもないですが、練習や練習会は普段から十分に行っているので、全国のスピナーが集まったときくらいはヨーヨーするよりは一緒に遊んで楽しもう、という雰囲気が大事だと僕達は感じています。
今回、夏の大会もこのような「楽しい雰囲気を思いっきり生かそう!」、という目標の下で計画されたイベントだったので、大会の結果そのものよりは、その過程でのスピナー間の交流と楽しみがずっと大事だと思ったし、その過程があってこそ楽しめた大会だと思います。
もちろん優勝した人は喜んで、頑張っても入賞できなかった人は悔しい思いをしました。しかし彼らはそれよりもっと大きい楽しみを今回の「祭り(イベント)」で得られたんではないでしょうか。
ちょっと大それた要望かもしれませんが来年の夏、<釜山>の海辺で開かれる大会には海外からのプレイヤーも来て一緒に楽しんでくれたら良いな、と思います。
Lee Dong-Hun(リー・ドングフン)
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8月の真夏、海を越えて行われた大会はいくつあっただろうか。
先日、日本で一番近い国、韓国から一通のメッセージが送られてきた。
「今日、サマーコンテストが終わったよ!」
韓国の友人、【Lee】からのメッセージだったが、私には<サマーコンテスト>がさっぱり理解できなかった。「そんなイベントあったかな??」
そこで私はLeeに大会の詳細を聞いてみた。それは思った以上に面白いイベントだった。
日本の大会とはまた違った観点での趣向と運営、その過程にはいくつもの難点があったものの、スピナーの協力があって楽しく出来た!と語ってくれた。
私はこの大会を是非記事にしたい!と彼にお願いをしたら、Leeは快く引き受けてくれた。
それからすぐに内容をまとめてくれた文章が送られてきた。そこには彼らの思いがたくさんつまった内容が書かれていた。その内容を見て、私は韓国に行ったときの事を思い出した。
私が韓国に行ったのは2005年の冬、丁度<yoyo camp>と<National contest>が一つになった時だ。
2月頃、極寒の地を「寒い、痛い」と言いながらキャンプ地の山を歩いた記憶がある。
正直、私は韓国人は日本人の事を良い印象では受け止めていないだろうと考えていた。しかし、彼らは初対面にもかかわらず、とても気さくに話しかけてくれたり、コミュニケーションをとろうと必死で英語や日本語で話をしてくれた。
皆が皆、家族のように仲が良く、一緒になって遊び、寝る。誰一人文句も言わずに手伝い、自分の考えを主張し、意見を交換する。彼らは勤勉で真面目で明るい人達だった。もちろん韓国人の中には未だに日本人を許せない人もたくさんいるだろう。
彼らは仲間同士の「絆」をとても大事にしている。それは年齢性別問わずだ。
相手を尊重し、敬う。その気持ちがあってこそお互いの「絆」が結ばれるのだろう。
今回、この記事を読んで、改めて韓国人の「絆」の強さを思い知らされた。
一から何かを始めるということはそう簡単なものではない。
しかし、彼らは見事やってのけたのだ。
彼らが作った「絆」から生まれたこの大会が来年も再来年も続くよう願いたい。
Mizuho
■■ Special Thanks!! ■■
取材協力 Team(Nogary) Lee Dong-Hun
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【 大会結果 】
1A
| | 名前(渾名/チーム名) |
| 1st | Kwon Dae-Eun(Sigle/Team Nogary) |
| 2nd | Ahn Byeng-Guk(Sir Ahn/Team spinningdogs |
| 3rd | Kang Chung-Gu(Rava/Team DolDol) |
| 4th | Choi In-Gyu(In-Gyu/Team Noise) |
| 5th | Seol Eun-Gi(Ketaro/Team Noise) |
2A
| | 名前(渾名/チーム名) |
| 1st | Lee Dong-Hun(Hun/Team Nogary) |
| 2nd | Yun Jong-Gi(Yun/Team Nogary) |
| 3rd | Yun Jong-Hu(Jongfu/Team DolDol) |
| 4th | Choi In-Gyu(In-Gyu/Team Noise) |
| 5th | Kang Seo-Hyun(Hikary/Team DolDol) |
X-division
| | 名前(渾名/チーム名) |
| 1st | Jeon Jun-Sik(Sik-e/Team Yogoe) |
| 2nd | Lee Hwa-Shin(Hwasin/Team Noise) |
| 3rd | Lee Min-Wu(Minwu/Team Yogoe) |
| 4th | Moon Hyun-Woong(Moon/Team Nogary) |
| 5th | Jeon Byoung-Jun(Sesi/Team Nogary) |
Fast challenge
| 1st | Choi In-Gyu(In-Gyu/Team Noise) |
| 2nd | Yun Jong-Gi(Yun/Team Nogary) |
新記録
| ロングスリーパー<12分51秒> | Choi In-Gyu(In-Gyu/Team Noise) |
| エリーホップ<103回> | Jeon Byoung-Jun(Sesi/Team Nogary) |
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